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床下の湿気・カビ

リフォーム前に確認したい床下含水状態

リフォーム前に確認したい床下含水状態

リフォームを検討するとき、

多くの方が気にするのは

  • 間取り
  • デザイン
  • 設備機器
  • 予算

ではないでしょうか。

もちろんどれも大切です。

しかし住環境の視点から見ると、

リフォーム前にもう一つ確認しておきたいものがあります。

それが

床下の含水状態です。

床下は住宅の健康状態を映す場所

人間で言えば健康診断のようなものですが、

住宅の場合、そのヒントが現れやすい場所の一つが床下です。

床下には

  • 土台
  • 大引
  • 根太
  • 配管
  • 断熱材

などがあり、

住宅の基礎部分を支えています。

この部分が長期間湿った状態になっていると、

住宅全体の寿命にも影響することがあります。

見た目だけでは判断できない

床下点検をすると、

木材がきれいに見えることがあります。

しかし、

見た目だけで乾燥状態を判断することはできません。

木材は内部に水分を保持していることがあり、

表面だけ見ても実際の状態は分からないからです。

そのため、

必要に応じて含水率を測定することがあります。

含水率が高いと何が問題なのか

木材は自然素材なので、

ある程度の水分を含んでいます。

問題になるのは、

長期間にわたって高い含水状態が続く場合です。

例えば、

  • カビの発生
  • 腐朽菌の繁殖
  • シロアリ被害のリスク上昇

などにつながる可能性があります。

リフォームできれいな床材を施工しても、

その下の床下環境に問題が残っていれば安心とは言えません。

特に確認したい住宅

次のような住宅では、

リフォーム前の床下確認をおすすめします。

築年数が経過している住宅

長年の湿気の蓄積がないか確認します。


北側や低地に建つ住宅

周辺環境の影響で湿気が多い場合があります。


過去に浸水や漏水を経験した住宅

木材内部に水分が残っていないか確認が必要です。


カビ臭が気になる住宅

室内の臭いの原因が床下にあることもあります。

リフォーム後では確認しにくくなる

床の張り替えや断熱改修を行うと、

施工後は床下の状態が見えにくくなります。

だからこそ、

工事前に床下を確認する価値があります。

もし湿気の問題が見つかれば、

リフォームと同時に対策を検討できるからです。

「床を直す」と「床下を整える」は別の話

リフォームでは、

床材や設備が新しくなるため、

住まいが生まれ変わったように感じます。

しかし、

床を新しくすることと、

床下環境を改善することは別の話です。

見えない部分に問題が残っていれば、

将来的なトラブルの原因になることもあります。

住環境ラボとしての整理

リフォームは、

住まいを長く快適に使うための大切な機会です。

だからこそ、

目に見える部分だけでなく、

その下にある床下環境にも目を向けたいところです。

特に木材の含水状態は、

住宅の健康状態を知る一つの指標になります。

新しい床材や設備を入れる前に、

「床下は今どんな状態なのか」

を確認しておくこと。

それは見た目のリフォームだけではなく、

住まいの土台そのものを見直す第一歩になるのです。

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